毎日が猫の日

野良猫たちと飛行機とえとせとら

私の写真表現

私が撮りたいものってなんだろうと考えるとやっぱりカメラ買った時に撮りたかったものなんです。

 

それは飛行機と野鳥。

 

お花は好きだけど、飛行機・野鳥・花以外には別に撮りたいものってないですし興味あるわけでもない。

 

だから私にとっての標準レンズと言えば600mmです。
1.4テレコンつけて840mmもよく使いますし、2倍テレコンで1200mmも使います。
お散歩がてらスナップするときも600mmつけてる時はいくらでも撮りたいものが見つかりますし被写体に困ったことなんてないんです。
被写体から距離をとれなくて結局写真撮れなくて困ったことは数多くありますけど☆

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巷に写真教室は数多くあれど、どこも広角~中望遠域までを対象としてるようですね。
私にとっての標準は600mmですから一般的な標準レンズなんて超ウルトラスーパー広角レンズなんですが(笑)

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じゃあ、どうしてそんな私が写真をお金出して写真を習ってるのかって?

超望遠だけでは見えない世界を表現できるようになりたかったからですよ。

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今、いくつかの教室でプロから習っています。
一番師事してる先生は私とは正反対で85mmくらいまでしか使わない方です。
写真も私とは違ってきっちり撮る人ですから私が表現したかったものとは正反対。

こんなこと言うと、そんな先生に師事してるのっておかしいよって思われますか?

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その先生の説明は私にとってすごく分かりやすいですし、表現の仕方や興味の対象は違えど目指すところは同じかもしれないと感じさせてくださったからこそ高いお金払ってでも教わってるわけです。

そしてもう一点。
今まで何人ものプロの方とお話させていただいて撮影もご一緒させていただきましたけど、野鳥のプロも航空機のプロもどんな被写体でもソツなく撮れることを知ったからなんですね。超望遠を自分の標準レンズだと言ってるプロに広角持たせたってちゃんと撮ってくる。逆に広角ばかり使ってるプロに超望遠持たせてもそれなりにきちんと撮ってくる。
プロの腕って凄いんだな~と思った瞬間でした。

 

 

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で、先生に習ってから困ったことが起こりました。
街角スナップなんでまったく興味なかったのですが、素振りには良い被写体だからとスナップを勧めます。人物もまったく興味なかったのですが先生が人物は早いうちに撮った方が良いとおっしゃるから昨年一年間撮影会にも積極的に参加して人物を多く撮りました。ライブやスポーツ等含めると人物は昨年一年間で40回程度撮っています。

そうはいっても、もともと街角スナップにも女性モデルにも興味ないものですから何をどう撮っていいのか全く分かりません。
自分がおもしろいと思ったところ、美しいと感じたところを撮ればいいと簡単に言いますけど、町を歩いてもおもしろいなんて思わないですし、女性モデルを目の前にしても「はいはい、若くてきれいな人なんですね~」ってなもんで興味も何もありません。

 

 

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撮ってればそのうち興味も出てくるだろうと思って1年と4か月撮り続けましたけどいまだに町にも女性にも興味持てません。

だからこそ、他の人って何に興味持ってるのか、どのようにおもしろいと思ってるのか知りたいんですよね。

被写体が定まらないって当たり前じゃないですか。
私は600mmで撮れるものが被写体なんですから28~85mmなんて使うことないですもん。それを覚えるために無理して使ってきたってもともと撮りたい被写体じゃないんだから定まってるほうがおかしい気がします。ようするに1年以上撮っててそういったものにはまったく興味持てなかったってことです。

 

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だけれども写真を上手くなるためには広角~中望遠までを鍛えなくちゃいけない。
そしてそれで撮れる被写体は存在しないとなれば、写真表現って観点から言うと他の人の模倣しかないような気がします。

他人の感性と自分の感性はもちろん違いますから他人そのものにはなれません。
だけどどんなに模倣しても私の写真には私が写ってるはず。
だからこそ、まずは他の人がおもしろいと思う被写体をお聞きして、上手く撮れてる人の写真を見て真似したいんです。
どうやっても私は私から離れられないのでそれで十分だと思うんですけどね。

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当地でアマチュアではありますが講師としてお金をもらって初心者に教えてる人がいます。
その人から「飛行機なんて誰でも撮れる」と言われて頭に来たのですが、ぐっと堪えて機会を待ちついに空港へご一緒したことがありました。

 

数十年写真を撮り続けていくつかの賞をもらってた人ですからどんな飛行機撮るのかなと興味津々でしたけど私程度にも撮れない…

結局その人は前言撤回して「飛行機は難しい」と多くの人に言ってるようです。

 

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その例でもお分かりのように、勝手な決めつけってのは後々自分の進歩を知らないうちに止めてしまう恐ろしいものだということなんです。
半径3メートルくらいのごく狭い生活圏のみの常識でのみ物事を判断するとどこかで痛いしっぺ返しがくると思います。

 

物事にはわずかな例外というものがあります。
みんな頭では分かっていても感覚的に理解してる人は皆無と言ってもいいくらいです。

今のコロナ騒動も万一を考えて行動してきた人にとってはいつもより自由がきかないという程度のものでしょう。だけど多くの人にとっては死活問題でもあるようです。補償だなんだと言ってる人はドンパチやってる戦争だったらそんなこと言えるのかなって思います。コロナってまさしく戦争ですもん。

数か月前までの平和だった頃が有難いことだと思わずに平和が当たり前と思ってた人が今は大変な目にあってるように見えます。
まあ、本題とズレますし、このことについて私見を述べすぎるとそれこそ後々問題が起こりそうですから(笑)

 

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結局、狭い範囲でしか通用しない常識にとらわれて物事を決めつけてしまうってことが危険だと言いたいんです。

被写体の良さを引き出せてない人は写真に興味あるんじゃなくて被写体そのものにしか興味ない。たとえば女性モデルを撮って写真になってない人は単なる女好きだと言うプロもいますけど、写真の撮り方は下手だから写真になってないってことあるでしょうが別に女性には興味も何もないって人もいるんですよね。
LGBTって言葉が市民権得てきたような時代にまだまだそういった昔の感覚でしか言えない人もいるわけです。

私は先生が人物を撮れって言わなかったら今でも女性モデル撮ってないと思います。興味ないからです。女性を撮る場合、男性の被写体と変わりません。スポーツや音楽などは以前から撮ってましたから演奏者等が女性であれば女性を撮ることにはなりますけどね。


写真になってないという人って、写真が好きなんじゃなくてカメラが好きだからとか写真が好きなんじゃなくて女が好きなだけだとか決めつけることは大変危険なことだと私は思っています。

私の写真が写真になってるかどうかは別として私はカメラに限らず機械に興味ないですし女性がどうであっても関係ないです。

どうこう文句言いたければ、なぜその人が写真になってない代物しか撮れないのかを考えるべきなのではないでしょうか?何度も言いますが勝手な決めつけは危険です。

とはいってもね、これって難しいんですよ。
極稀な例外に当たる人って、普段は苦しくても嘘ついてますから。
興味もないところにさも興味あるように話を合わせないと他の人と付き合えないので、「あ~男性(女性)ってのはこんなところに目が行くんだな~」って生きてるうちに学習してきますからそういった話題にとりあえずついていけます。

ただ、そういう人は全く思ってないことを見聞きした情報だけでそれが男(女)だと思って別の人と会話してる場合ありますからトラブル起こすんですよ。男性同士でもしも女性が聞いてたらセクハラって発言があっても、女性に対してそんなこと言ったら嫌われると経験上知ってるまともな男性は女性がいると言いません。しかし例外たる人はもともと女性(男性)にもてたいとか思ってないのでそういった経験がないんです。だから何も気にせず発言してしまうときがある。

そして多くの人はそれを見ていて、あいつは性欲が強いとか勝手に思ってしまうんです。実際はまったく無いのにね…

こういったことも今ではネットだってありますから簡単に調べられるんですけど、頭の中が凝り固まった人って調べないで自分の脳内で完結してしまうんですよ。

だからといって完璧な人間なんていませんから、そんな小さなことよりも売りになる情報や技術があれば生きていける良い時代だと思います。

と最後は何が言いたいのか分からない内容になってしまいましたが(笑)

 

私にとって写真表現は600mm以上の世界にだけありそうです。
師事してる先生に褒められたのもほとんどが1200mmで撮ったものですから。
でも、それだけじゃいずれ行き詰るんです。
だからこそ広角~中望遠の練習してるんです。

分かっていただけましたでしょうか?

今日の写真は今日の午前中にすべて50mmで撮ったものです。
50mmの練習しなくっちゃね☆